混合肌ってどんな肌？

ＴゾーンとＵゾーンでタイプの違うケアを

混合肌は、部分によってタイプの違う肌のことをいいます。特徴としては「額や鼻筋はテカテカするのに顎や頬は乾燥する」

「洗顔後部分的につっぱる」「Ｔゾーンばかり油浮きが凄い」「季節によって肌質が変わる」といった点があげられます。

肌質はいろいろで、「普通＋脂性」「普通＋乾燥」「脂性＋乾燥」のいずれの組み合わせでも混合肌と呼ばれます。

厳密には肌は部分的に違うものなので、肌質の違いが顕著に表れて肌トラブルやケアの方法は

が変わってくるような方を、一般的に混合肌と呼びます。肌トラブルは普通肌に次いで、軽度

な場合が多いのです、しかしきちんとケアしようと思うと、多少手のかかるタイプではありま

す。なんといっても肌質が複数あるのですから、その部分にあったケアが必要になってきま

す。特に肌タイプの違いが出るＴゾーンとＵゾーンでケアの方法をご紹介します。

Ｔゾーンと比べて皮脂腺の少ないＵゾーンは、乾燥しがちで荒れやすい部分です。

皮脂の分泌が不十分だと、肌がしっかり保護されていない状態なので、外部からの刺激に弱くなります。

そんなＵゾーンで多いのが「ニキビ」。特に大人になってからのニキビができやすい部分。

原因はさまざまで、ストレスやホルモンバランスの乱れ、内臓疾患などもかんがえられま

す。ニキビ単体を治すのと並行して、生活習慣などを見直すことが鍵になります。他に多いト

ラブルとしては、肌荒れや皮膚炎です。対策としてはとにかく洗顔後の保湿をしっかり行うこ

と。Ｔゾーンと同じにケアするのではなく油分もしっかり補って保護してあげることが大切。

混合肌に最も多いのが「Ｔゾーンがテカる」「Ｔゾーンが黒ずむ」といった悩みです。

そもそもＴゾーンは皮脂腺が多い部分のためオイリーになるのは必然ともいえます。

症状としては脂性肌と共通していますが、混合肌の方の場合は特に

「乾燥」という要因が潜んでいるケースがあります。

ただし、「インナードライ」の場合は少し注意が必要。インナードライとは、肌の内部の水分

が不足している状態のこと。こうなると、肌は水分を逃さない

ように、皮脂をたくさん分泌しようとします。対策としては、必要な皮脂をしっかり残しつつ

保湿を行うこと。肌の内側まで届ける保湿を心がけましょう。